ニュース
「冷凍食品=手抜き」なのか 7割の人は:冷凍食品に対する意識(2/2 ページ)
マルハニチロは「冷凍食品に関する調査2021」を実施した。「冷凍食品=手抜き」と答えた人はどのくらいいるのだろうか。
よく購入する冷凍食品
次に普段から冷凍食品を自身で購入する人(993人)に、よく購入する冷凍食品を聞いたところ、1位「焼き餃子」(55.8%)、2位「から揚げ」(44.6%)、3位「チャーハン」(44.5%)、4位「枝豆・茶豆」(33.1%)、5位「ハンバーグ」(30.3%)という結果になった。
また有職者(790人)に、在宅ワーク中のランチに向いていると思う冷凍食品を聞いたところ、結果は1位「チャーハン」(43.8%)、2位「パスタ」(28.6%)、3位「ピラフ」(26.7%)、4位「うどん」(24.1%)、5位「焼きおにぎり」(22.4%)となった。
普段、冷凍食品を自身で購入する人(993人)に、冷凍食品購入のために使っている金額(1カ月あたり)を聞いたところ、「1000〜2000円未満」(31.1%)や「2000〜3000円未満」(17.3%)、「3000〜5000円未満」(17.8%)に回答が集まり、平均は2894円となった。
前回(2019年)の調査結果と比較すると、1カ月あたりに冷凍食品購入のために使っている金額の平均は19年の2465円から21年の2894円と、429円の増加となった。この結果からコロナ禍以降、冷凍食品を購入する量や機会が増えた家庭が多くなったものと考えられる。
調査は9月14〜15日の間に、インターネットリサーチにて実施。全国の20〜59歳の男女で、月に1日以上冷凍食品を利用する1000人を対象とした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
キユーピーの「ゆでたまご」が、なぜ“倍々ゲーム”のように売れているのか
キユーピーが販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」が売れている。食べことも、見たことも、聞いたこともない人が多いかもしれないが、データを見る限り、消費者から人気を集めているのだ。なぜ売れているのかというと……。
すぐに完売! 1枚焼きの「ホットサンドソロ」は、どうやって開発したのか
食パン1枚でつくるホットサンドメーカーが売れている。その名は「ホットサンドソロ」。新潟県にある「燕三条キッチン研究所」が開発したアイテムだが、どのようにしてつくったのか。担当者に話を聞いたところ……。
“売れない魚”の寿司が、なぜ20年も売れ続けているのか
魚のサイズが小さかったり、見た目が悪かったり――。さまざまな理由で市場に出荷されない「未利用魚」を積極的に仕入れ、宅配寿司のネタにしているところがある。しかも、20年も売れ続けていて……。
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
松戸市にあるパン屋で、なぜお客は1800円も使うのか
「パン好きの聖地」と呼ばれている店が、千葉県の松戸市にあるのをご存じだろうか。「Zopf(ツオップ)」である。1個のパンを求めて、朝から行列ができているわけだが、なぜ人はここの商品を食べたいと思うのか。シェフに話を聞いたところ……。


