ニュース
ローソン、上半期の連結決算を発表 好調な「まちかど厨房」を8400店に拡大:コロナ禍の需要に対応(1/3 ページ)
ローソンは2022年2月期第2四半期(21年3〜8月)の連結決算を発表した。決算説明会では、さまざまな施策の進捗状況も発表した。
ローソンは2022年2月期第2四半期(21年3〜8月)の連結決算を発表した。売上高にあたる営業総収入は3487億円(前年同期比8.0%増)、営業利益は267億円(同60.0%増)、経常利益は278億円(同87.3%増)で、純利益は同5倍の174億円だった。
国内コンビニ事業においては、既存店売上高が前年比101.6%だった。まとめ買いをする傾向が強まったため客単価が102.0%と伸びる一方、客数は99.5%とほぼ横ばいだった。
コロナ禍において消費者が、身近な店舗で買い物をするようになった。また、自宅で過ごす時間が増えた。そのため、生鮮品、冷凍食品、日配食品、酒類、常温和洋菓子の5カテゴリーの売り上げが伸長した。
ローソンもこうした需要の変化に対応するため、店舗改装を約800店で先行的に実施した。具体的には、冷凍食品やアイスがとりやすい冷凍平台じゅう器や、ファストフードを利用者が選ぶセルフ販売ケースを設置する。これまで、ファストフードを買うためには、レジの店員に注文しなければいけなかった。しかし、後ろに客が並んでいる場合、落ち着いて選べないという課題があった。そうした不満を解消する狙いがある。
改装実施店舗は、同じエリアの既存店と比較して5〜10%売り上げが上昇したという。同社は21年度中に5000店規模を改装する予定だ。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - SUUMOの「住みたい街ランキング2021 関東版」発表 3位は吉祥寺、2位は恵比寿、1位は……
リクルート住まいカンパニーが「住みたい街ランキング2021 関東版」を発表した。埼玉県の街(駅)が大きく躍進した。コロナ禍で理想の街に求めるものも変わったようだ。 - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。 - 首都圏の「住み続けたい街」ランキング 東京都の文京区や中央区を抑えて1位になったのは?
リクルートの調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」は、首都圏の住み続けたい街(自治体・駅)ランキングを発表した。上位にランクインした街の特徴とは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.