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大宮駅東口に複合施設「大宮門街」が2022年4月にオープン エリア初の再開発事業:東日本の玄関口(2/3 ページ)
オフィスや商業施設、銀行、公共施設(市民会館)の機能を備える。
ロゴマークについて
縦横のラインが文字とつながり十字に交差したロゴマークは、大宮の街の特徴であり、建築のコンセプトでもある路地道を視覚的に表現。マチカドでゆきあう人と人がつながり、物語が生まれることを表した。
氷川神社の門前町であり、中山道の宿場町として発展した大門の地に誕生する大宮門街。「横に読むと大宮、縦に読むと大門」という二つの地名を組み込んだ漢字のマークに、土地の歴史を未来へ引継ぐという意味を込めた。
背景について
大宮駅周辺地域は武蔵一宮氷川神社の門前町、また中山道の宿場町として古くからの歴史を有する。1885年(明治18年)の大宮駅開業以降は、多方面へ伸びる鉄道・新幹線が相次いで乗り入れて多くのヒト・モノが行き交うようになり、さらに都市化が進んだ。そして現在では、東日本の対流拠点都市としての機能を期待されている。
その中でも「大宮門街」がオープンする大門町地区は、駅とまちをつなぐ中心に位置することに加えて、南北に伸びる氷川神社周辺地区との結節点でもあり、商都・大宮の中心を担いつつ文化・ 歴史が息づく、大宮のポテンシャルを象徴する。
一方で交通基盤整備の遅れ、建物の老朽化や防災機能に課題を残している面もあり、さいたま市ではまちづくりの将来像「大宮駅周辺地域戦略ビジョン」(2010)を策定し、公共施設再編による「連鎖型まちづくり」などに取り組んでいる。
今回の再開発では大宮駅東口エリア初の再開発事業として駅周辺地域のさらなる発展をけん引し、ひいては東日本の対流拠点の礎となる施設の創造を目指す。
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