調査リポート
「副業を認めている企業」の割合が多い地域1位は関東 最下位は?:副業の月収も調査(1/2 ページ)
パーソルキャリアは、ビジネスパーソンを対象に、最新の副業実態について調査を行った。地域別で副業が認められているか聞いたところ、認められている割合が最も多いのは関東だった。最下位の地域は?
転職サービス「doda(デューダ)」を運営するパーソルキャリアは、ビジネスパーソンを対象に「最新の副業実態」について調査した。その結果、副業を認めていない企業の割合が高い地域1位は「北海道」ということが分かった。
副業が認められている割合が最も高かったのは「関東」で26.6%、次いで「九州・沖縄」で24.7%、「関西」は22.9%だった。
全体でみると、副業が認められていると回答した人は23.3%、禁止されていると回答した人は52.6%だった。半数以上は、いまだ副業が禁止されていることが分かる。
また、今副業をしているか聞いたところ、全体で8.0%が「している」、17.8%が「検討している」、74.2%が「していない」と回答した。副業している人の割合が最も多かった地域は、「北信越」(9.7%)という結果に。次いで「関西」「中国・四国」(8.6%)、「関東」(8.4%)だった。
全体の副業内容で最も多かったのは「株/FX」で21.1%。また、副業をしている人の割合が最も多かった北信越では、「サービス業(接客・販売)」が29.3%と高かった。接客・販売系のアルバイトや、フリマアプリを通じての販売をしている人が多いようだ。
関連記事
- 「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」 新卒の84.9%が選んだのは?
学情は、2023年3月卒業、修了予定の大学生・大学院生を対象に「テレワークと給与」に関する調査を実施した。コロナ禍で浸透してきたテレワークだが、緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに出社する人も増えてきている。23年新卒はどのように考えているのだろうか? - 2020年の年収、31.6%が「400万円以下」と回答 50代の不満率が高い結果に
ライボは、社会人男女を対象に「2021年 年収と貯金額調査」を実施した。2020年の年収を聞いたところ、回答者全体の31.6%が「年収400万円以下」と答えた。満足度は年代別で50代の不満率が最も高かい結果となった。その他、コロナ禍が貯金額に与えた影響も調査した。 - 20年度の「家計の収支」 全体では約78万円増、世帯年収600万円以下ではマイナスに
日本生活協同組合連合会は、20年度の「家計・くらしの調査」を実施した。年収別・年代別に、年間収支平均や収入支出を比較。家計の収支は全体で約78万円プラスだったが、世帯年収600万円以下ではマイナスとなった。 - 東京23区、一人暮らしの「賃料ランキング」 2位は表参道駅で15万円、1位は?
長谷工ライブネットは、首都圏の賃料相場ランキングの分析調査を実施し、一人暮らし用の賃料ランキングを発表した。23区内だけでなく、23区外や千葉県、神奈川県も調査した。また、東京国際フォーラムを中心点とした距離圏別の賃料相場も公開。 - 渋谷駅まで電車で30分圏内の「家賃相場が安い駅ランキング」 4.9万円の1位駅は?
リクルートは渋谷駅まで電車で30分圏内の「家賃相場が安い駅ランキング」を発表した。2位は「読売ランド駅」(家賃相場5万円)だった。4.9万円の1位駅はどこ?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.