調査リポート
20年度の「家計の収支」 全体では約78万円増、世帯年収600万円以下ではマイナスに:収入別・年代別でも比較(1/2 ページ)
日本生活協同組合連合会は、20年度の「家計・くらしの調査」を実施した。年収別・年代別に、年間収支平均や収入支出を比較。家計の収支は全体で約78万円プラスだったが、世帯年収600万円以下ではマイナスとなった。
コープ商品を扱う日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)は、2020年度の「家計・くらしの調査」を実施した。組合員モニターの年収別に19年と20年の年間収支平均を比較したところ、世帯年収600万円以上の世帯で黒字幅が大きく、全体では77万8006円のプラス。19年より約2万3000円ほど高い結果となった。
600万円未満の世帯では19年同様20年も赤字で、400万円未満の世帯では約3万5000円分赤字が増えていたことが調査から分かった。
収入を比較したところ、全体では63万4107円。19年より1万4541円ほど低い結果となった。年代別では、40代以上の全ての世代で19年より20年が低かったものの、30代以下の世代では、20年の平均収入が65万3800円と19年と比べて4万8208円増加した。
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