24.5%が「実物を見ないで車種を決めている」と回答 なぜ?(1/2 ページ)
ナイルは、自家用車を持っている全国の男女を対象に実施した調査によると、24.5%が「実物を見ないで車を購入」していたことが分かった。大きな買い物にもかかわらず、実物を見ずに決めれた理由は? その他、車を購入する際の情報収集手段についても調査した。
定額カーリースを運営するナイル(東京都品川区)は、自家用車を持っている全国の男女を対象に、車種を選ぶ際の情報収集の手段について調査を実施した。調査から24.5%の人が「実物を見ないで車種を決めている」と回答したことが分かった。
車種を決める際に実物を見ないで決めたかどうかを尋ねたところ、「見た」と答えた人は75.5%だった。購入年別では、16年には「見た」が79.9%だったのに対し、21年には72%に減少。実物を見ないで車種を決める人が増加していることが分かる。
実物を見ずに車種を決めた理由を尋ねたところ、最も多かったのは「乗っていた・知っていたから」(22.5%)。次いで「店員・友人に勧められたから」(20.2%)、「ネットで調べたから」(18.5%)と続いた。Webで検索する派は、「画像や動画」「ネットの評価」などを見ているようだ。「その他」の中には「値段で決めた」などの意見も聞かれた。
実物を見ずに車種を決めた人に、購入後に感じたギャップはあるか聞いた。1位は「ハード面」(32.1%)、2位は「車体・車内の大きさ」(22.6%)、「傷・整備不良」(15.1%)という結果に。
ネガティブな意見よりもポジティブなギャップが多く、「思ったより内装がよかった」「便利な機能が増えていた」などの声もあった。
ナイルは、「ここ数年で、口コミサイトやSNSを情報源としている人が増え、実際に車を見に行かずに車種を決めている人も多くなっていることが分かった。WebやSNSに慣れた世代はもっと車を買いやすくなるのではないか」とコメントした。
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