ANAは10月20日、機内安全ビデオを3年ぶりにリニューアルすると発表した。11月1日より、国内線・国際線で放映を開始する。
新しい機内安全ビデオは、社員自らが制作したという。運航に関わる運航乗務員や客室乗務員、整備士などの職員15人がリレー形式で出演する。また、非常時の酸素マスク落下やスライド脱出など、機内での具体的なシーンを案内する他、従来実施していた日英ナレーションと多言語字幕対応に加え、手話(2種)を採用した。降機時のビデオは、出演している社員の日常業務風景を紹介する内容とした。
同社は、「新しい機内安全ビデオは、ANAグループ社員の力を結集して制作しました。安全に対する思いに触れていただき、安心で快適な空の旅につなげたいと考えています」とコメントした。
なお、現行の歌舞伎をテーマとした機内安全ビデオは、11月末まで同社公式YouTubeチャンネルで視聴可能とした。
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