ニュース
東京駅前に高さ226メートルの“超高層複合ビル” 商業施設や劇場などを整備:28年竣工予定
三井不動産や都市再生機構などは、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」において、都知事の認可を受け組合を設立したと発表した。
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合と、三井不動産や都市再生機構など6社は10月26日、「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」において、東京都知事の認可を受け組合を設立したと発表した。
同事業は、東京駅前八重洲エリアの約2万平方メートルの敷地に、延床面積約39万平方メートルの超高層大規模複合ビルの建設を目指す。工事着工は2024年、建物竣工は28年を予定している。
建設するビルは、地上43階、地下3階、塔屋3階の高さ約226メートルを計画。最先端の機能を有し、アフターコロナを見据えた新たなワークプレースを提供するオフィスや、世界に向けて日本の文化・情報を発信する商業施設、劇場を整備する。
また、交通結節機能の強化として、近隣で再開発中の「東京ミッドタウン八重洲(22年8月竣工予定)」や「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」と一体運用を行う地下バスターミナルを整備する。その他に、東京の国際競争力強化を図るため、外国人の滞在ニーズに対応したサービスアパートメントや、インターナショナルスクールを導入するとしている。
関連記事
- 実は3種類ある「プリンスホテル」 売り上げ1位なのに、実態がよく知られていないワケ
規模や知名度などから、日本においてホテルの代名詞的な存在とされてきた「プリンスホテル」。2007年からは“新生プリンスホテル”として、ブランド戦略を進めている。 - 転職を決めた理由 「給与」や「やりがい」を抑え1位となったのは?
NEXERが運営する、転職や働き方に関する情報サイト「キャリアバイブル」が、全国の男女2256人にアンケートを実施した。 - ホテル1室のアメニティー、清掃費用は一体いくら? ホテルの気になる“原価”あれこれ
コロナ禍で価格が下がっているホテル利用料金。そもそも原価はどのくらいなのだろうか。運営会社に取材を試みた。 - 三井不動産、門真市のパナ工場跡地に商業施設 敷地内には”コストコ”が出店
三井不動産は、大阪府門真市で進めている大規模複合街づくり型開発事業のうち、商業施設街区の建設に着工したと発表した。商業施設の開業は2023年春を予定する。 - 大宮駅東口に複合施設「大宮門街」が2022年4月にオープン エリア初の再開発事業
オフィスや商業施設、銀行、公共施設(市民会館)の機能を備える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.