東京・武蔵小金井のドン・キホーテ店内に「セルフ脱毛スペース」誕生 なぜドンキに?:12月中旬にはイオンに
セルフ専用脱毛器や美容機器を販売するSTARTONE(千葉県木更津市)は、東京都小金井市の「MEGAドン・キホーテ 武蔵小金井駅前店」にセルフ脱毛スペースをオープンした。なぜドンキなのだろうか? その理由を広報に聞いてみたところ……
セルフ専用脱毛器や美容機器を販売するSTARTONE(千葉県木更津市)は10月27日、東京都小金井市の「MEGAドン・キホーテ 武蔵小金井駅前店」に男性用のセルフ脱毛スペースをオープンした。日々の買い物の導線上に店舗を出店することで、メンズ脱毛のハードルを下げ集客につなげる狙い。
ハンディタイプの家庭用脱毛器などが増えている中、どのように差別化していくのか。広報担当者は「家庭用はパワーが弱いので、効果が実感しにくいことがあります。当社が提供する業務用は家庭用よりも出力が大きい点が強みです」と説明した。
セルフ脱毛のため、気になる部位を自分で施術することができる。扉は内側から施錠可能ですりガラスになっているため、デリケートゾーンなどの施術も可能だという。照射時に光や熱を発するため、まぶたや唇など関係で脱毛できない部位もあるが、ほとんどの箇所が可能だという。
利用形態は時間制かショット制から選択できるようにした。時間制は5分(2750円)、10分(4950円)、20分(8250円)、30分(1万1000円)の4パターンを用意。ショット制は、50ショット(1100円)、100ショット(1980円)、300ショット(5940円)となっている。
ボックス内は無人だが、スタッフが常駐しており脱毛のカウンセリングを実施する。また、施術ルームも用意しており、自分でやりたくない人はスタッフに依頼することも可能だという。その場合の費用は1部位2500円〜。
武蔵小金井駅前店のMEGAドンキには、床屋やマッサージ店などが出店しており、「買い物のついで」を訴求しやすい環境だという。12月中旬に関東圏内のイオンモールに2店舗目のオープンを予定している。男性の「スタッフに施術してほしくない」「気軽に脱毛したい」という潜在ニーズに応えていく。
関連記事
- ドンキ、5万円台のドラム式洗濯機を発売 低価格のため省いた機能とは?
ドン・キホーテから5万4780円のドラム式洗濯機が発売された。総務省の調査によると、1番安い時期でも平均価格は16万7495円だという。5万円台という破格価格を打ち出せた理由とは? - ドンキ、折りたためる電動自転車を発売 コロナ禍の移動手段として注目
ドンキは、折りたためる伝統自転車を9月23日に発売する。同社のオリジナルブランド「情熱価格」の新商品で、同社から折りたためる自転車の発売は初めてだという。コロナ禍の移動手段として自転車人気が高まっていることが理由。 - ドンキ、「キャンピングキャリー」を開発 徒歩キャンパーに訴求
ドン・キホーテは「キャンピングキャリー」を開発した。同社のアウトドアブランドの新商品だ。三密を回避できることからキャンプ需要が高まっていることから開発に至った。どのような商品なのか? - 最も好きなカフェ 「コメダ珈琲店」「マクドナルド」を抑えて1位になったのは?
カフェチェーンブランド調査が行われた。最も好きなカフェは3位は「コメダ珈琲店」、2位は「マクドナルド」だった。知名度も店舗数も多い両店を抑えて1位になったのは? - 東京駅まで電車で30分圏内の「家賃相場が安い駅」は? シングル向けは5.3万円の駅が1位に
リクルートは東京駅まで電車で30分圏内の「家賃相場が安い駅ランキング」を発表した。2位は同率「戸田公園駅」と「蕨駅」で6万1000円だった。1位は5万3000円の駅が獲得。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.