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産業医を「バイト感覚」から変える! 有効活用し、健康経営につなげる2ステップ:健康経営「最初の一歩」(1/2 ページ)
人材不足の面からも、健康経営の重要性が高まっている。健康経営の成功の鍵となるのが、産業医との連携だ。しかし、産業医の池井佑丞氏は「残念ながら、多くの産業医は“割の良いバイト”と捉え、深入りしたくないと思っている」と指摘する。
少子高齢化が進む日本社会。一昔前のように、企業が従業員を「とにかくこき使って、体調を崩せば冷遇」してしまうのには、倫理的にはもちろん、人材不足の面からも問題がある。労働力を失わないためにも、健康経営の重要性は高まっているといえよう。
健康経営の成功の鍵となるのが、産業医との連携だ。しかし、健康経営の実現をサポートするリバランスの代表で、自身も産業医の池井佑丞氏は「残念ながら、多くの産業医は“割の良いバイト”と捉え、深入りしたくないと思っている」と指摘する。
そうした「受け身タイプ」の産業医を企業側のアプローチでより有効に活用し、自社の健康経営につなげていくためには?(以下、発言は全て池井氏)
“変えた方がいい産業医”のチェックポイントとは?
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