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格安航空ピーチの行き先を選べない“旅ガチャ”自販機、販売再開 名古屋にも設置へ支払い方法はPayPayに統一(1/2 ページ)

格安航空会社(LCC)「Peach」を運営するPeach Aviationは国内11路線の航空券購入に利用できるポイントなどが入った、カプセルトイ自販機「旅くじ」の販売を再開した。8月に大阪、10月に東京にそれぞれ設置したものの、売り切れとなり、販売を休止していた。

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 格安航空会社(LCC)「Peach」を運営するPeach Aviationは11月5日、国内11路線の航空券購入に利用できるポイントなどが入った、カプセルトイ自販機「旅くじ」の販売を再開した。8月に大阪・心斎橋、10月に東京・渋谷にそれぞれ設置したものの、SNSで話題になったことなどから売り切れとなり、販売を一時休止していた。

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カプセルトイ自販機「旅くじ」(同社提供)

 旅くじは、航空券の行き先を選べない点が特徴。カプセル内には航空機の行き先、6000円分以上のポイントと交換できる英数10桁の専用コードとパスワードを記載した紙の他、行き先の観光地でのミッションも同封するなど遊び心があふれるものとなっている。

 Twitterを中心に話題となり、東京では連日行列ができるほどの反響に。担当者が整理券を配布し、対応していた。その後、設置から4日で10月分の販売を終了した。

 コロナ禍で売り上げが減少した観光業界や航空業界を盛り上げようと若手社員が企画し、これまで大阪では約3000個、東京では約1800個のカプセルをそれぞれ販売していた。くじは1回5000円。大阪では現金での支払いも可能だったが、販売再開に合わせて、決済方法を東京同様にQRコード決済「PayPay」に統一した。

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設置場所によって、行き先が異なる

 利用者からは「旅くじがなければ行く機会がないような場所に行くことができ、よかった」「卒業旅行の行き先がなかなか決まらなかったが、友人と引くことで決めることができた」「ガチャを回す前から、どこに行くか分からないワクワク感が楽しめる」といった感想が出ているという。

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