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経営層・管理職の7割超が「主力事業に危機感」 一般社員は4割以上が「何とかなる」で温度差「会社と私の本音調査」(1/2 ページ)

博報堂クロスコンサルティングは、ニューノーマル時代の働き方や組織の在り方を探る意識調査「会社と私の本音調査」の第2回を実施した。自社における新規事業の創出について調査したところ、経営層・管理職の7割超が「主力事業に危機感」を覚えているのに対し、一般社員は4割以上が「何とかなる」と回答しており、温度差が見られた。経営層・管理職層・一般社員の本音とは?

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 博報堂クロスコンサルティングは、今回2回目となる「会社と私の本音調査」において、自社における新規事業の創出について調査した。調査の結果、既存の主力事業に対しては経営層の72.6%、管理職層の72.4%が危機感を抱いていることが分かった。


博報堂クロスコンサルティングは「新規事業創出」に関する調査を実施した(画像:以下、リリースより)

 管理職では「大変強く感じている」が経営層以上に多く、より危機感が強いことが分かる。その一方で、一般社員の4割以上が「何とかなる」「考えたこともない」としており、対照的な結果となった。


「主力既存事業」に対し、どの程度危機感を持っているか?

 経営層の新規事業の創出への関わりを見ると「会社として取り組んでいる」は69.3%に上るが、「直近5年以内に自身が関与した」は49.0%と半数に満たない。新規事業創出が活性化しているとはいえない状況だが、新規事業創出への本気度は高く、会社としての本気度の平均が59.6点(100点満点中)であるのに対し、経営層自身の本気度では81.2点と飛び抜けている。


経営層は新規事業創出にどの程度関わっているのか?

新規事業に対する本気度は?
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