『鬼滅の刃』との限定モデル登場 ソニーのウォークマンとノイキャンイヤフォン 「ファンへの販促の一環」:2度目のコラボ
ソニーマーケティングは、アニメ『鬼滅の刃』とコラボした限定ウォークマンとワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォンを販売すると発表した。同日からオンラインストアと直営店での受け付けを始めたほか、23日からは店舗でも数量限定で販売する。
ソニーマーケティングは11月11日、アニメ『鬼滅の刃』とコラボした限定ウォークマンとワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォンを販売すると発表した。同日からオンラインストアと直営店での受け付けを始めたほか、23日からは店舗でも数量限定で販売する。同社はコラボの理由について「ファンへの販売促進の一環」と説明している。
コラボしたモデルは「ウォークマン(R)NW-A55」(2万5000円)とノイキャンイヤフォンの「WF-1000XM4」(3万4000円)。ウォークマンでは、注文時に主要キャラクター「竈門炭治郎」「竈門禰豆子」「我妻善逸」など7キャラクターの中から選択し、ウォークマン本体の裏側にレーザーで刻印する。本体カラーはホライズングリーン、トワイライトレッド、ペールゴールド、ムーンリットブルー、グレイッシュブラックの5色を用意。計35パターンの中から好きな組み合わせを選択できるようにした。
WF-1000XM4は完全ワイヤレス型のノイキャンイヤフォンで、価格コムの「イヤフォン・ヘッドフォン人気売れ筋ランキング」(11月11日時点)で1位を獲得している、売れ筋の製品だ。刀をモチーフにしたデザインと、鬼滅の刃のタイトル名をイヤフォン本体の左右にそれぞれ刻印する。充電ケースにはウォークマン同様、主要キャラクター7種のデザインを刻印できる。本体カラーはブラックとプラチナシルバーの2色。
ソニーストア各店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)でも、ウォークマンの「竈門炭治郎モデル」(グレイッシュブラック)、「煉獄杏寿郎モデル」(トワイライトレッド)、イヤフォンの「竈門炭治郎モデル」(ブラック)、「煉獄杏寿郎モデル」(ブラック)を、各店5台ずつ販売する。
アニメ製作元はソニーグループ 「相乗効果にも期待」
ウォークマンなどが鬼滅の刃とコラボするのは今回で2度目。同社は2020年2月、限定モデルのウォークマン「NW-A100」とワイヤレスヘッドフォン「WH-XB700」を完全受注生産で販売していた。前回の受付期間は約2カ月間だったが、今回は「特に期限を設けず、申し込み状況を見て判断する」(同社)としている。希望者にはアニメをモチーフにしたオリジナルデザインの巾着を同梱する。
同社によると、過去にディズニーなどともコラボし、同様の限定製品を販売しているものの「日本国内で社会現象になったこともあり、特に『鬼滅の刃』とのコラボ製品は販売数が多く、売り上げが好調だった」という。こうした背景から、2度目のコラボに踏み切った。
アニメの製作元がアニプレックスで、ソニーのグループ企業であることから、同社は「ファンへの販売を通じて、ソニーグループとしての相乗効果にも期待したい」としている。
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