「インボイス制度」の認知度 300人調査の結果は?:SheepDog調べ
SheepDog(東京都品川区)は、全国の20〜30代の自営業者に「インボイス制度に関するアンケート」を行った。インボイス制度について「知らない」と答えた人は半数を超えた。
2023年10月1日から、「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」が導入される。売手の適格請求書発行事業者(登録事業者)は、買手の取引相手(課税事業者)から求められた場合、適格請求書(インボイス)を交付しないといけない。
インボイスの詳しい制度については国税庁のWebサイトなどを見ていただくとして、この制度について理解している人はどのくらいいるのだろうか。
ITツール比較サイトを運営するSheepDog(東京都品川区)は、全国の20〜30代の自営業者を対象に、「インボイス制度に関するアンケート」を実施した。インボイス制度について理解しているか聞いたところ、「知らない」と答えた人は58.33%だった。
「言葉だけ知っている」が16.00%、「なんとなく理解している」が15.33%、「理解している」が10.33%だった。
性別でみると、インボイス制度を「知っている」と答えた割合は、男性が13.33%に対し、女性は7.33%にとどまった。
世帯年収別では、インボイス制度を「知っている」と答えた割合は、1000万円以上が14.00%と最も高く、次いで500万円以上1000万円未満が10.85%、500万円未満は8.31%だった。世帯年収が高いほどインボイス制度を理解している割合が高く、世帯年収1000万円以上では、全体のおよそ7人に1人が理解していた。
今回の調査は、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県に住む20〜39歳の自営業者を対象に、インターネット上で行った。実施日は11月11日、有効回答数は300人。
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