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「海鮮三崎港」が「回転寿司みさき」に“チェンジ” スシローの調達力生かして成長目指す:京樽が運営(1/2 ページ)
寿司チェーン「海鮮三崎港」が「回転寿司みさき」にリブランディングする。運営する京樽は「スシロー」などを展開するFOOD&LIFE COMPANIESの子会社になっている。グループの調達力を生かして商品ラインアップを強化する。
持ち帰り寿司の「京樽」などを運営する京樽(東京都中央区)は11月18日、寿司チェーン「海鮮三崎港」を「回転寿司みさき」にリブランディングすると発表した。同社は、今年の4月に回転寿司チェーン「スシロー」などを展開するFOOD&LIFE COMPANIESの子会社になっており、グループの調達力などを活用し、さらなる成長を目指す。
11月19日、東京都内にある「高円寺店」と「人形町店」を回転寿司みさきにリブランディングする。他の店舗も、順次改装していく。
海鮮三崎港は、職人が店内調理したこだわりの寿司を提供するのが特徴。主に、都内の駅前などに出店しており、郊外を中心に展開するスシローとは位置付けが異なる。ネタについてはグループ全体の調達力を生かし、商品ラインアップを強化する。例えば、11月19日から実施するフェアでは、天然インドマグロ1本から約1.5%しかとれない希少部位などを提供する。新名物としてアピールする“極旨まぐろ”は、店内で職人が調理して提供する。京樽の石井憲社長は「スシローにはできない回転寿司を目指す」という意気込みでリブランディングを進めてきたと語る。
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