ニュース
転職をして「給与」は上がった? 厚労省が調査:労働時間は
会社を転職して、賃金が上がった人はどのくらいいるのだろうか。2019年10月から20年9月に転職した人に聞いた。
会社を転職して、賃金が上がった人はどのくらいいるのだろうか。2019年10月から20年9月に転職した人に聞いたところ、「増加した」と答えた人は39.0%に対し、「減少した」は40.1%、「変わらない」が20.2%であることが、厚生労働省の調査で分かった。
年齢別にみると、20歳以上40歳以下の人は「増加した」と答えた割合が多かったのに対し、15歳以上19歳以下と50歳以上の層は「減少した」と答えた人のほうが多かった。
転職によって、労働時間にどのような変化があったのだろうか。労働時間が「増加した」と答えたのは26.3%、「減少した」は39.3%、「変わらない」が33.6%という結果に。
郵送による調査で、5530人が回答した。調査期間は20年12月3日から21年1月27日まで。
関連記事
- なぜ某カフェチェーンは時給を上げないのか 「安いニッポン」の根本的な原因
アルバイトの応募が少ない――。某カフェチェーンから、このような嘆きの声が聞こえてきた。人口減少の問題もあるだろうが、なぜバイトが集まらないのか。その理由は……。 - 「日本のアニメ」は家電や邦画と同じ道を歩んでしまうのか
技術や品質が「下」だとみくびっていた相手に、いつの間にか追い抜かれてしまう。そんな悪夢がやって来るのだろうか。白物家電や邦画が追い抜かれたように、「日本のアニメ産業」も負ける日がやって来て……。 - 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - 渋谷で「5000円乗り放題」を始めて、どんなことが分かってきたのか
長距離バスの運行などを手掛けているWILLERが「月5000円で乗り放題」のサブスクプランを打ち出したところ、利用者がじわじわ増えている。4カ月ほど運営してみて、どんなことが見えてきたのかというと……。 - 登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪
登山家の栗城史多さんがエベレスト登頂に挑戦したものの、下山中に死亡した。「ニートのアルピニスト」として売り出し、多くの若者から支持を集めていたが、登山家としての“実力”はどうだったのか。無謀な死に追い込まれた背景を検証すると……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.