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551創業者の孫、東京・恵比寿で「豚まん専門店」をオープン 本家は「ネットニュースで知った」:11月25日から(1/2 ページ)
関西のソウルフード「551 蓬莱」を運営する蓬莱の創業者の孫が東京・恵比寿で「豚まん専門店」をオープンする。11月25日から。「東京で551が食べられる!」と話題になったが、本家は出店について「何も聞かされていない」という。どういう状況なのか?
「551 蓬莱」の豚まんは、関西圏でしか販売していないものの、全国的な知名度を誇る人気商品だ。「551 蓬莱」を運営する蓬莱(大阪市)の創業者の孫が11月25日、東京・恵比寿に豚まん専門店「羅家 東京豚饅」をオープンする。
プレスリリースでは、「”あの豚まん”が東京でも味わえる!」と銘打っているものの、蓬莱の広報は「出店をネットニュースで知った」という。どういう状況なのだろうか? 「羅家 東京豚饅」を運営するMERCER OFFICE(東京都渋谷区)と蓬莱に話を聞いた。
「羅家 東京豚饅」を運営するMERCER OFFICEは、東京・恵比寿を中心に都内で12店舗のカフェやレストランなどの飲食事業を手掛ける企業だ。同社の羅直也社長が、蓬莱の創業者の孫にあたるという。
同社の藤井翔取締役は、「羅家 東京豚饅の豚まんのレシピは、当社の代表が幼少期に蓬莱の創業者と一緒に生活する中で覚えた味を再現したもの。551の豚まんのレシピとは異なります」と話している。
創業者の孫であれば、のれん分けし、東京支社としての出店もできたのではないかと思うが、それについては次の説明があった。「レシピを提供してもらわなかった理由は把握していません。あくまで創業者のオリジナルの味を再現したのが東京豚饅です」(藤井取締役)。
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