Instagram利用者の3割超、「情報セキュリティ対策していない」 主要SNSで最多:MMD研究所の調査
MMD研究所は、利用しているスマホ決済やSNSに関する「個人の情報セキュリティリテラシーに関する調査」を実施した。情報セキュリティ対策をしていない人はInstagram利用者が最も多く、31.1%いることが分かった。
MMD研究所は、利用しているスマホ決済やSNSに関する「個人の情報セキュリティリテラシーに関する調査」を実施した。情報セキュリティ対策をしていない人の割合では、Instagram利用者が主要SNSの中で最も多く、31.1%いることが分かった。「LINE」と「Facebook」がそれぞれ28.8%、27.0%で続いた。
利用しているスマホ決済や、SNSに関する情報セキュリティ対策をしているか尋ねると、「対策している」と回答した人はスマホ決済が最も多く85.8%、次にTwitterが80.2%、Facebookが73.0%となった。一方で「対策していない」と回答した人はInstagramが最も多く31.1%、次いでLINEが28.8%、Facebookが27.0%となった。
各サービスにおいて情報セキュリティ対策をしていると回答した人に、どのような対策を行なっているか尋ねた。スマホ決済では「メールやSNS内のリンクを不用意に開かない」が66.7%、Twitter、Facebook、Instagramでは「ログイン情報を人と共有しない」(それぞれ63.3%、58.0%、51.8%)、LINEは「友だち以外からのメッセージ受信をブロックする」が50.6%でそれぞれ最も多い結果となった。
また、各サービス別にサービスを利用する中で情報セキュリティ被害に遭ったことがあるか聞いたところ、「情報セキュリティ被害に遭ったことはない」と回答した人は各サービス共通して6割以上であり、その中でもスマホ決済が最も多く81.6%だった。また「被害に遭ったことがある」人は各サービス共通して1割に満たず、Facebookが最多の8.7%となった。
調査はスマートフォンを所有する18〜69歳の男女6647人から、スマホ決済や各SNSの利用者を330人ほど抽出して実施した。調査期間は10月28日〜11月2日。
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