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大阪メトロ、万博に向け中央線に新型車両 外観デザインは“宇宙船”をイメージ30000系以来12年ぶり(2/2 ページ)

Osaka Metro(大阪メトロ)が、中央線に新型車両400系(6両×23編成)と新造車両30000A系(6両×10編成)を導入すると発表した。

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30000系車両を中央線用車両として改良

 30000A系は、11年に御堂筋線で運行を開始した30000系車両を中央線用車両として改良。万博開催期間中の必要な輸送力を確保するため、輸送力増強として22年7月からの運行開始を予定している。万博後は谷町線に転用する。

大阪メトロ
30000A系車両の外観デザインイメージ

 車体形状は御堂筋線30000系と同様とし、大阪のにぎわいと人々の輝く姿をドットでシンボル化。号線色を残しつつも今までにない斬新なデザインとした。

 ホワイトは街ゆく人々、アースグレイは街並み、グリーンはOsaka Metroの車両を表現している。また、未来社会をゴールドで表現し、全ての要素が多様性をもってランダムに「集まる」「つながる」ことを表した。

大阪メトロ
大阪のにぎわいと人々の輝く姿をドットでシンボル化

 室内は、腰掛の背をゴールドイエロー、座面をターコイズブルーとし、下方に重心を置くことで、車内全体が明るく、軽やかになるように工夫した。また、スパークルドットを車内にもアレンジし、未来を感じさせるワクワク感を演出した。

大阪メトロ
内装は全体が明るく、軽やかになるように工夫

 車内の快適性向上を図るため、荷棚高さを全車両100ミリ下げた他、座席の配置を工夫し、一部の乗降口横のスペースを拡大。大きな荷物を持ちながらでも乗り降りしやすくした。 

 車内照明はLED照明を採用し、視覚的な快適性の向上を図った他、空気浄化装置を全車両に設置している。

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