取得すべき資格、Z世代の1位は「TOEIC」 ゆとり世代と就職氷河期世代は?:将来の不安についても調査(1/4 ページ)
ユーキャンは、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代の10〜50代の男女に、「仕事や資格に対する意識調査」を実施した。自分たちが取得すべきと考えている資格は何か聞いたところ、Z世代の1位は「TOEIC®テスト」だった。ゆとり世代と就職氷河期世代はどんな資格を挙げたのか? そのほか、将来の不安についても調査した。
通信教育を運営するユーキャン(東京都新宿区)は、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代の3世代を対象に、「仕事や資格に対する意識調査」を実施した。自分たちが取得すべきと考えている資格は何か聞いたところ、Z世代の1位は「TOEIC®テスト」(20.0%)、ゆとり世代は「簿記」、就職氷河期世代は「ファイナンシャルプランナー」だった。
Z世代の2位は「ITパスポート」(15.5%)、3位は「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」(14.0%)だった。「TOEIC®テスト」を選んだ人からは、「英語が必要とされないことがないから。言語は将来の選択肢の幅を広げてくれる可能性がある」(24歳男性)という意見が挙げられた。
ゆとり世代の2位は「TOEIC®テスト」(12.2%)、3位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」(11.2%)と続いた。就職氷河期世代の2位は「TOEIC®テスト」(18.8%)、3位は「ITパスポート」(18.8%)だった。就職氷河期世代はお金が心配と答えた人が「ファイナンシャルプランナー(FP)」と答えた割合が多かった。
ユーキャンは結果について「Z世代のランキングは、グローバル化やIT化が急速に進む現代の状況を反映している。就職氷河期世代は『年金がいくらもらえるか分からないので自分の身は自分で守りたい』という意見もあり、お金への心配と関心がうかがえる結果になった」とコメントした。
関連記事
- 大企業の人事担当者の8割が「出世する人には共通点がある」と回答 どんな共通点?
大企業の人事担当者の81.2%が「出世・昇進する人には共通点がある」と考えているということが「社員の学習習慣」に関する実態調査から判明した。出世・昇進する人の共通点とは? - 2023年卒の「就職先人気企業ランキング」 文理・男女別で発表
ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、2023年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に「就職先人気企業ランキング調査」を実施した。文理・男女別でランキング化。それぞれの特性が見えてきた。 - 「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」 新卒の84.9%が選んだのは?
学情は、2023年3月卒業、修了予定の大学生・大学院生を対象に「テレワークと給与」に関する調査を実施した。コロナ禍で浸透してきたテレワークだが、緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに出社する人も増えてきている。23年新卒はどのように考えているのだろうか? - 最も好きなカフェ 「コメダ珈琲店」「マクドナルド」を抑えて1位になったのは?
カフェチェーンブランド調査が行われた。最も好きなカフェは3位は「コメダ珈琲店」、2位は「マクドナルド」だった。知名度も店舗数も多い両店を抑えて1位になったのは? - 「食品メーカーが多い都道府県ランキング」を発表 1位は、断トツの110社
Sales Nowは「食品メーカーが多い都道府県ランキング」を発表した。2位は42社で北海道だった。1位は北海道に2倍以上の差を付ける結果に。上位5都道府県の食品メーカーの特徴、傾向とは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.