調査リポート
取得すべき資格、Z世代の1位は「TOEIC」 ゆとり世代と就職氷河期世代は?:将来の不安についても調査(2/4 ページ)
ユーキャンは、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代の10〜50代の男女に、「仕事や資格に対する意識調査」を実施した。自分たちが取得すべきと考えている資格は何か聞いたところ、Z世代の1位は「TOEIC®テスト」だった。ゆとり世代と就職氷河期世代はどんな資格を挙げたのか? そのほか、将来の不安についても調査した。
将来への不安はある?
将来への不安はあるか尋ねた。全世代ともに80%以上が「ある」「少しある」と回答。一方で「何に不安を感じているか」は、世代ごとに少々違いが見られた。
就職氷河期世代の63.0%が、「お金」のことが不安と回答。「定年退職後の生活が不安で仕方ない。年金はもらえるのか、どのくらい貯蓄するべきなのか、震災もあるかもしれないなど考えたら不安しかない」(45歳女性)といった声が聞かれた。上の世代ほど自らの老後資金の問題を含め、お金のことをリアルに捉えているようだ。
「お金のことが不安」と回答した人は、ゆとり世代(47.1%)とZ世代(35.9%)でも最多だったたものの、そのほかは各世代で異なる不安が挙げられた。ゆとり世代は「頼れる身内が近くに居ない環境で子育てをしっかりできるかが不安」(29歳女性)など子供のことを不安と思っている割合が、他の世代と比べ約2倍多かった。Z世代の不安では、「お金」「仕事」「結婚」という順だった。
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