取得すべき資格、Z世代の1位は「TOEIC」 ゆとり世代と就職氷河期世代は?:将来の不安についても調査(4/4 ページ)
ユーキャンは、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代の10〜50代の男女に、「仕事や資格に対する意識調査」を実施した。自分たちが取得すべきと考えている資格は何か聞いたところ、Z世代の1位は「TOEIC®テスト」だった。ゆとり世代と就職氷河期世代はどんな資格を挙げたのか? そのほか、将来の不安についても調査した。
学びやスキルアップに対して意欲は?
学びやスキルアップに対して意欲があるか聞いたところ、「とてもある」「ある」「少しある」と答えた人はZ世代が84.5%、ゆとり世代は79.0%、就職氷河期世代は76.9%と続いた。
普段の生活の中での勉強・学習に対する意識は?
普段の生活の中での勉強・学習に対する意識を尋ねた。勉強している割合は、Z世代が63.5%、ゆとり世代が50.3%、就職氷河期世代が38.7%と、若い世代ほど勉強意識が高かった。
「学びたいことがあるため、積極的に勉強するようにしている」「学ばなければいけないことがあるため、仕方なく勉強している」「特に学びたいことはないが、勉強するようにしている」と回答した人はZ世代は63.5%だが、就職氷河期世代では38.7%まで減少した。スキルアップへの意欲は全世代で4人に3人以上が「ある」と回答したものの、実際に行動に移せているのは若い世代が多いようだ。
ユーキャンは、「世代が上がるにつれ、仕事で責任あるポジションについたり、子育てや介護などで忙しくなったり、自分の時間を取るのが難しいのかもしれない」と分析している。
今回の調査は、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代である10〜50代の男女(Z世代18〜26歳、ゆとり世代27〜35歳、就職氷河期世代36〜51歳)を対象に、インターネットで実施した。期間は11月2〜8日、有効回答数は591人。
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