北陸地方の「住みここちランキング2021」発表 「金沢市」や「富山県砺波市」を抑えて1位になったのは?:大東建託調べ(1/2 ページ)
大東建託は、北陸地方に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」、「住みたい街ランキング」の1位はどこの町か、その理由は何か聞いた。
大東建託は、北陸地方に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」1位は、2020年調査と同じ「石川県野々市市」だった。
自治体担当者は石川県野々市市について、「県下一のコンパクトな市域に多くの公園や児童館、商業施設、医療機関があり、若者や子育て世代を中心に人口が増えている」とコメント。
居住者からは、「スーパーやドラッグストアなど、生活必需品のお店の種類や数が多く、比較的近くに集まっているので買い物がしやすい。最近は開発も進み、オシャレなカフェや雑貨屋さん、パン屋さんや話題のショップなどもできている」(38歳女性)、「海や山に隣接しておらず、平坦な地なので災害リスクが比較的低い。大型商業施設も多く、遠くへ行かなくてもほとんどのものがそろい、大変便利」(37歳女性)といった声が寄せられた。
2位も昨年と変わらず「富山県砺波市」がランクイン。県西部、砺波平野の中心に位置し、市内には北陸自動車道の砺波ICや、高岡砺波スマートICなどの高速道路、複数の国道や幹線道路が走っている。豊かな自然と商業施設がバランス良く整っていて、生活関連サービスが充実している。
3位も同様に「金沢市」だった。県庁所在地で中核市に指定される。数々の伝統工芸や兼六園、金沢百万石まつりなど、観光都市として知られる。学校・役所の出張所・公立の図書館・中規模クラスの郵便局が近隣にあり、中堅規模のスーパーもあるので、買い物には困らない。
また、クリニックなどの医療機関も多数あり、2次医療まで対応可能な病院が近い。バスの便もよく、市内中心部まではそれほど時間もかからずに行くことができる。
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