2021年版「IT職種の平均年収ランキング」 最も増加した職種は？：dodaが発表（2/2 ページ）

パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」が、「IT職種の平均年収ランキング2021」を発表した。

[ほしのあずさ，ITmedia]

IT職種の平均年収は438万で昨年から14万円の減少

　今年のIT職種の平均年収は438万円で、昨年から14万円の減少となった。19年からの平均年収の推移を見ると、19年は457万円、20年は452万円、21年は438万円と減少傾向にあることが分かった。

　しかし、全職種の平均年収と比較すると、IT職種の年収のほうが35万円高く、需要が高い職種であることがうかがえる。

全職種合計とIT職種の平均年収推移（doda調べ）

　職種別では、トップは「プロジェクトマネジャー」（671万円）で、昨年より7万円増加。2年連続で増加した唯一の職種となった。2位の「プリセールス」（630万円）は、3位「ITコンサルタント」（585万円）との差額が大きく、順位の変動はないものの、昨年より28万円減少という結果になった。

IT職種別年収ランキングTOP20（doda調べ）

　調査は、20年9月〜21年8月末にdodaエージェントサービスに登録した、20〜65歳の男女約45万人の中から、IT業種、IT職種で正社員として働く人を対象に実施した。