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コロナ禍で品切れ続出、パナのホームベーカリーが5万円でも人気なワケ家電メーカー進化論(5/7 ページ)

新コロナウイルス禍による巣ごもり生活で注目を集めた家電が、食パンのほか、お餅やうどん、ピザ生地なども作れるホームベーカリーだ。パナソニックは、ホームベーカリー市場でシェア1位を長く維持し、市場を牽引してきた。パナソニックのホームベーカリーの製品企画担当者へ、製品の歴史と今後について話を聞いた。

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ホームベーカリーも「ビストロ」ブランドへ

 そうして注目を集めたホームベーカリーだが、パナソニックでは21年モデルから、歴代で初めてブランド名を付与した。『ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4』となり、人気のスチームオーブンレンジと同じ「ビストロ」シリーズに加わった。

 今春発売された「オーブントースター ビストロ NT-D700」の登場に合わせて、高いヒーティング技術を搭載する調理家電を「ビストロ」ブランドとしてまとめるという流れに、ホームベーカリーも加わったというわけだ。低価格モデルが多いホームベーカリーの中で、パナソニックの高級ホームベーカリーにはどんな強みがあるのか。


ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4(実勢価格4万7000円)。「リッチ パン・ド・ミ」や「低糖質パン」を調理できるメニューを搭載する。このモデルを筆頭に4モデルがラインアップ

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