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3年間で大改革の「タイガー」、きっかけは元ソニーの女性役員家電メーカー進化論(1/7 ページ)

1923年創業で、ステンレスボトルや炊飯器などの多くの製品を手掛けるタイガー魔法瓶。2023年に100周年を控えた18年からは、元ソニーでVAIO事業を立ち上げるなどした浅見彰子氏が、既存事業のほか構造改革や未来のビジョンづくりに取り組む。タイガーが抱えていた課題と施策、そして100周年後の展望などを聞いた。

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 1923年に創業したタイガー魔法瓶(以下タイガー)。現在ではステンレスボトルや炊飯器、電気ポットを始め多くの製品を手掛ける白物家電メーカーとして知られている。2年後の2023年に100周年を迎える同社では、18年以降、スピード改革に取り組んでいる。

 改革の旗を振るのが、元ソニーでVAIOなどの事業を立ち上げ、その後スタートアップの上場などにも関わったという浅見彰子氏だ。18年に執行役員としてタイガーに入社し、19年には取締役に就任。既存事業はもちろんながら、改革や未来のビジョンづくりにも関わっている。

 浅見氏は100年企業であるタイガーをどのように改革してきたのか。タイガーが抱えていた課題と解決のための施策、そして100周年以降の未来をどのようにデザインしているかを、タイガー魔法瓶の浅見彰子取締役に話を聞いた。


タイガー魔法瓶 浅見彰子取締役。大学卒業後、Eastman Kodakを経てソニーへ入社。VAIO事業部やウォークマン商品企画統括課長、本社研究開発本部 事業戦略部統括課長を歴任。OKWave CIO、OKLIFE/OKMusic社長兼CEOを経て、2019年タイガーへ入社。取締役として商品企画・マーケティング・広報宣伝等を担当
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