停止前に「Go Toトラベル」を利用した人は32.2% 理由は?(1/2 ページ)
ゼネラルリサーチが全国20〜60代の男女1044人を対象に、「Go Toトラベル再開後の旅行」に関する意識調査を実施した。
政府は停止中の「Go Toトラベル」について、オミクロン株の感染状況が落ち着くことを前提として、2022年1月末の再開を目指す方針を打ち出している。
コロナ禍で、人々の旅行に対する意識にも変化が生じたが、再開後のGo Toトラベルについてはどのように考えているのだろうか。ゼネラルリサーチ(東京都渋谷区)は、全国20〜60代の男女1044人を対象に、「Go Toトラベル再開後の旅行」に関する意識調査を実施した。
一時停止措置(2020年12月)がとられる前に、Go Toトラベルを利用したか尋ねた。全体では「利用した」が32.2%、「利用しなかった」は67.8%という結果になった。
年代別では、全ての年代で「利用しなかった」が過半数を占めた。また、年代が上がるにつれその割合が高まり、50代は72.6%、60代の74.6%が「利用しなかった」と回答した。
利用者からは、「お得に旅行、高級旅館に宿泊できたのでこれを機に利用した」(20代/男性/愛知県)、「ホテルに1人ならコロナの影響も少なく、観光業界の応援になると思ったのと、安く楽しめるため」(30代/女性/奈良県)、「我慢させていた子どものために」(40代/女性/奈良県)といった声があった。
一方、利用しなかった理由は、「医療従事者なので、もしもを考えたら行けなかった」(20代/女性/大分県)、「完全にコロナが収束してるわけではなかったので、外出は控えていた」(30代/女性/宮城県)、「まだ旅行をする気分ではなかったから」(40代/男性/富山県)との意見があった。
感染状況を鑑みながら、お得に旅行や宿泊を楽しみたいと考える人がいる一方、コロナ禍による自粛ムードや感染リスクを考慮し、利用に消極的な人もいるようだ。
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