停止前に「Go Toトラベル」を利用した人は32.2% 理由は?(2/2 ページ)
ゼネラルリサーチが全国20〜60代の男女1044人を対象に、「Go Toトラベル再開後の旅行」に関する意識調査を実施した。
Go Toトラベル再開後は利用する?
政府は22年1月末からGo Toトラベルを再開する方針を打ち出しているが、再開後に利用を予定する人はどれくらいいるのだろうか。
「Go Toトラベルが再開されたら利用する予定ですか?」と質問したところ、全体では「利用する予定がある」(17.1%)、「利用したいがまだ予定はない」(38.8%)、「積極的には利用しない」(17.3%)。「利用するつもりはない」(26.8%)という結果になった。
年代別では、「利用したいがまだ予定はない」が全ての年代で最多となった。また、20代を除く年代は「利用するつもりはない」が次点に続き、再開後もGo Toトラベルの利用予定がない人も多いことが分かった。
同社は、「30代以上は、20代に比べ配偶者や子どものいる割合が高いと考えられる。新規感染者数が減少しているとはいえ、感染リスクなどを踏まえると、まだ旅行への不安感が強いのでは」と指摘する。
Go Toトラベルを利用したいと考えている人に、何泊の旅行に行きたいか尋ねた。その結果「1泊2日」が48.0%で最も多く、次いで「2泊3日」(36.2%)、「3泊4日」(7.9%)、「日帰り(宿泊なし)」(4.0%)と続いた。
8割以上が、Go Toトラベルを利用した旅行は長くても2泊3日と、短期間を考えていることが分かった。Go Toトラベルの再開はオミクロン株の感染状況が落ち着くことが前提ではあるが、長期の旅行は避けたいと考えている様子がうかがえる。
誰と旅行に行きたいかとの問いでは、「恋人・配偶者(パートナー)」(46.5%)が最多となった。以降「一緒に暮らす家族」(37.6%)、「友人・知人」(21.6%)、ひとり(19.2%)と続いた。
旅行に行きたい場所は「関東」(34.5%)が最も多く、以降「北海道」(32.4%)、「九州」(29.5%)、「近畿」(29.2%)と続いた。
調査は12月20日にインターネット上で実施。20〜60代の男女1044人を対象とした。
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