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「ビアードパパ」の運営元、テークアウト専門のわらび餅店オープンへ カフェ事業の派生で:1号店は京都・祇園に
シュークリーム専門店「ビアードパパ」などを運営する麦の穂は、テークアウト専門のわらび餅店「きなこととろり」を京都・祇園にオープンすると発表した。カフェ事業の派生として進出するといい、同社は「きな粉の新しい楽しみ方を提案したい」としている。
シュークリーム専門店「ビアードパパ」などを運営する麦の穂(大阪市北区)は、新業態としてテークアウト専門のわらび餅店「きなこととろり」を、1月20日に京都・祇園にオープンする。こだわりのきな粉を提供するカフェ事業「吉祥菓寮」の派生として進出するといい、同社は「きな粉の新しい楽しみ方を提案したい」としている。
祇園にある吉祥菓寮の店舗に同居する形で、1号店をオープンする。吉祥菓寮では、こだわりの大豆を使ったきな粉で、プリンなどのスイーツを提供。同事業でも、わらび餅を提供していたが「こだわりのきな粉の魅力を広めることができた」(同社)と手応えを得たことで、テークアウト専門の事業として新規参入を決めた。
同社によると、新事業で提供するわらび餅は「とろりとしたたり落ちるような、生仕立てのやわらかさが最大の特徴だ」という。「深みきな粉 -ミヤギシロメ-」「山椒きな粉」「くるみ」「ラムレーズン」「さくら」「こしあん」「宇治抹茶餡」「こしあん苺」の全8種類のわらび餅のほか、わらび餅を使用したドリンクも提供する。さくらとこしあん苺は春季限定だが、それ以外は通年で販売する。それぞれ170グラムと340グラムがあり、価格は580円から。
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