調査リポート
転職した20代の半数が「転職しなければよかった」 どんなギャップが?
学情は3年以内に転職を経験している20代を対象に「転職の満足度」について調査を実施した。転職経験者の50.7%が「転職しなければよかったと感じることがある」と回答した。また、7割がギャップを感じたと答えている。どのようなギャップがあったのだろうか?
学情(東京都千代田区)は、3年以内に転職を経験している20代を対象に「転職の満足度」について調査を実施した。「転職しなければよかったと感じることがあるか?」という質問に対し、転職経験者の50.7%が「頻繁にある」「たまにある」と回答したことが分かった。
転職において「入社前と入社後でギャップがあった」と回答した人は66.5%だった。ギャップを感じている点の1位は「昇給しにくい」(33.0%)、2位は「仕事内容が想定と違った(期待していた業務ができない)」(29.6%)、3位は「人間関係がイメージと違った」(27.7%)という結果に。
学情はランキングについて「転職においては、入社時に前職での給与水準が保証されていたり、前職よりも給与アップとなった場合でも、入社後の成果で入社2年目に給与が下がるケースや、想定ほど昇給できないケースがあったりします。成果次第という部分も大きく、昇給のしにくさで想定と違ったと感じる転職経験者が多いと考えられます」と分析している。
調査は、3年以内に転職を経験している20代男女を対象にインターネットで実施した。期間は2021年10月21〜22日で、有効回答数は310人。
関連記事
- 「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」 新卒の84.9%が選んだのは?
学情は、2023年3月卒業、修了予定の大学生・大学院生を対象に「テレワークと給与」に関する調査を実施した。コロナ禍で浸透してきたテレワークだが、緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに出社する人も増えてきている。23年新卒はどのように考えているのだろうか? - 取得すべき資格、Z世代の1位は「TOEIC」 ゆとり世代と就職氷河期世代は?
ユーキャンは、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代の10〜50代の男女に、「仕事や資格に対する意識調査」を実施した。自分たちが取得すべきと考えている資格は何か聞いたところ、Z世代の1位は「TOEIC®テスト」だった。ゆとり世代と就職氷河期世代はどんな資格を挙げたのか? そのほか、将来の不安についても調査した。 - 2023年卒の「就職先人気企業ランキング」 文理・男女別で発表
ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、2023年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に「就職先人気企業ランキング調査」を実施した。文理・男女別でランキング化。それぞれの特性が見えてきた。 - 大企業の人事担当者の8割が「出世する人には共通点がある」と回答 どんな共通点?
大企業の人事担当者の81.2%が「出世・昇進する人には共通点がある」と考えているということが「社員の学習習慣」に関する実態調査から判明した。出世・昇進する人の共通点とは? - 最も好きなカフェ 「コメダ珈琲店」「マクドナルド」を抑えて1位になったのは?
カフェチェーンブランド調査が行われた。最も好きなカフェは3位は「コメダ珈琲店」、2位は「マクドナルド」だった。知名度も店舗数も多い両店を抑えて1位になったのは?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.