レクサス、新型「LX」を発売 多様なライフスタイルに応える次世代モデル:新世代レクサスの第2弾(1/2 ページ)
トヨタ自動車は1月12日、レクサスの次世代モデルとする新型「LX」を発売した。
トヨタ自動車は1月12日、次世代「レクサス」モデルとする新型「LX」を発売した。標準仕様に加え、4座独立仕様の「EXECUTIVE」と悪路走破性を高める専用装備を搭載した「OFFROAD」を新たに設定。多様化するお客のニーズやライフスタイルに対応した。価格は1250万〜1800万円。
LXは1996年に北米で発売し、日本には15年から導入している。LEXUSのフラッグシップSUVとして展開し、21年12月末時点で約50の国と地域で累計約51万台を販売している。新型LXは、先に発売された新型「NX」に続く新世代レクサスの第2弾と位置付ける。
新型LXの開発では、「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するため、ボディオンフレーム構造を維持しながら、新GA-Fプラットフォームの採用や約200kgの軽量化、デジタル開発による高剛性ボディの実現などを通じ、クルマの素性を刷新。
高出力で高トルクのV6 3.5リッターツインターボガソリンエンジンや電子制御ブレーキシステム(ECB)、電動パワーステアリングシステム(EPS)を搭載し、走行性能を追求した。
これら素性の刷新や新たなパワートレーンの採用により、従来型と比べて車両使用時の年間CO2排出量をグローバルの全台数分で約20%低減できるとしている。
過酷なオフロードでは、より安心で快適な走行を実現するため、インストルメントパネルにLEXUS初となる12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイと、世界初採用となるバックアンダーフロアビュー機能を搭載。
デザイン面では、NXから始まった運動性能や機能に根差したデザインを追求しつつ、フラッグシップSUVに相応しい力強さや存在感と、洗練されたプロポーションを実現。また、LEXUSでは初めて指紋認証スタートスイッチを採用し、盗難リスクの低減に寄与した。
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