調査リポート
子どものお年玉事情、64.7%が「貯蓄」 いくらもらっているのか?:3万円は多い? 少ない?
シュアーイノベーションは、12歳までの子どもがいる30〜40代の男女を対象に「子どものお年玉に関する実態調査」を実施した。調査から見えてきた、いまどきの小学生のお年玉事情とは?
ライフプランコンサルティング事業を手掛けるシュアーイノベーション(大阪市)は、全国の30〜40代で0〜12歳の子どもがいる男女を対象に「子どものお年玉に関する実態調査」を実施した。80%以上が子どものお年玉の総額を「3万円未満」と回答した。
12歳以下の子どもがもらうお年玉の総額は、1万円未満が38.2%、3万円未満が44.0%で、この2つで80%超を占める。一方、7万円以上と回答した人も1.2%いた。また、子どもがもらったお年玉は多くの家庭で母親が管理しており、その割合は77.1%だった。
お年玉の主な使い道は「貯蓄」(64.7%)が最も多く、「子どものものを購入(教育関連)」(18.0%)、「子どもに任せている」(15.7%)と続く。数は少ないが「家計費」「保険」といった回答もあった。
また、子どもの年齢別にお年玉の使い道を見てみると、「子どもに任せている」の割合は、子どもの年齢が6〜9歳(小学校低学年)のころに18.4%増え、10〜12歳(小学校高学年)では33.3%に達する。お年玉の使い道を子どもに任せるのは、小学校入学がきっかけになることがうかがえる。
調査は12月23〜26日にインターネットで実施。調査対象は0〜12歳の子どもが1人以上いる30〜49歳の男女。有効回答数は1208人だった。
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