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経団連企業の平均賃金は月39万1408円 役職別では?:2020年度から横ばい(2/3 ページ)
日本経済団体連合会(経団連)は、2021年6月度「定期賃金調査結果」を発表。全産業の平均賃金は20年度の39万2717円から横ばいの39万1408円だった。
産業別では、非製造業平均が全産業の平均賃金を上回る
産業別に賃金をみると、全産業平均は39万1408円だった。製造業の平均は37万7922円、非製造業は同41万8086円で、非製造業平均が全産業平均を上回っている。
製造業・非製造業別に所定労働時間外賃金をみると、製造業平均が5万4610円(20年比プラス1万6089円)、非製造業平均が5万4452円(同プラス8388円)となった。「製造業が大きく増加し、コロナ禍による需要減少から回復傾向にあることがうかがえる」(経団連)
規模別の賃金を見ると、従業員数「3000人以上」の平均金額が39万4129円で最も高い。500人以上の企業では、規模が大きいほど平均金額が高く、500人未満では、規模が小さくなるほど平均金額が高くなる傾向がみられる。
所定労働時間外賃金については、「100人未満」の平均金額が72万101円で最も高くなっている。
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