小田急がテーマのコンセプトルーム 新たに「運転シミュレーター」を導入:小田急ホテルセンチュリーサザンタワー
小田急ホテルセンチュリーサザンタワーは、2月1日より小田急の電車をテーマにしたコンセプトルームに運転体験が楽しめるシミュレーターを導入する。
小田急電鉄とホテル小田急サザンタワーは、東京都渋谷区の「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」で展開する小田急の電車をテーマにしたコンセプトルームの1室に、運転体験シミュレーターを導入すると発表した。2月1日に導入し、1月26日午前10時から予約を開始する。コロナ禍で外出が制限される中、ホテルの1室で電車を楽しめる企画として訴求する。
シミュレーターには、小田急線の運転経験者が監修した独自の運転支援システムを採用した。ハンドルの簡単操作のみで運転士気分を味わえる「新人運転士モード」、運転席での緊張感を楽しめる「ベテラン運転士モード」、車両計器や信号現示をたよりに実車さながらの運転に挑戦できる「サザンタワー運転士モード」と3つの難易度設定を用意。滞在中は、何度でも運転体験を楽しめるようにした。
さらに、運転区間・時間帯別の全5コースを用意し、特急ロマンスカー・EXE(30000形)で使用していた運転台機器(マスコンハンドル)や、実際の運転風景映像など、よりリアルな運転感覚に近い体験を提供する。
小田急ホテルセンチュリーサザンタワーでは21年4月に、小田急の電車をテーマにしたコンセプトルーム「まるごと小田急プレミアムトレインルーム」の提供を開始。用意した3つのコンセプトルームには、同年12月までに延べ121組の利用があったという。利用者からは「小田急の電車を運転してみたい」との声が多かったといい、本シミュレーターの開発に至った。
シミュレーターを導入する「パノラミックキングルーム」内には駅名標を設置し、歴代の小田急ロマンスカーDVDも用意した。
料金は大人2人で、部屋のみが3万5000円〜、朝食付きが3万9000円〜。また5月31日まで、コンセプトルームの宿泊者限定で、鉄道のお宝グッズを展示したコンシェルジュデスクでチェックインに対応する。さらに子ども用に駅長制服、大人用に駅係員用の制服を用意し、写真撮影も可能とした。
関連記事
- みなとみらいに30日以上の長期滞在型ホテル 2022年5月下旬オープン
ケン・コーポレーションが、みなとみらいに長期滞在型ホテル「The Apartment Bay YOKOHAMA」をオープンする。 - 停止前に「Go Toトラベル」を利用した人は32.2% 理由は?
ゼネラルリサーチが全国20〜60代の男女1044人を対象に、「Go Toトラベル再開後の旅行」に関する意識調査を実施した。 - ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
ホテルが朝食で特色を出そうとしていることは、宿泊者としてひしひしと感じる時がある。新たな施設の建設やリノベーションを施せば特色は強く打ち出せるが、コストはバカにならない。朝食は差別化のアイテムとして取り組みやすい部分なのだろう。 - 独学で取得した資格 「FP」や「宅建」を抑え1位となったのは?
独学でも取りやすい資格にはどのようなものがあるだろうか。ビズヒッツが、独学で資格を取得したことがある男女500人に調査した。 - 次に買いたい車 ダイハツ「タント」を抑えて1位になったのは?
ソニー損害保険が実施した「全国カーライフ実態調査」。主に運転している車のボディータイプを聞いたところ「軽自動車」が41.3%で最多となった。次に買い替える時に購入したい車は?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.