「シニア」「おじいさん・おばあさん」「お年寄り」 イメージする年齢は?:日本全国実感年齢白書 2022(1/2 ページ)
サントリーウエルネスは全国の20〜79歳の男女に、「年齢意識に関する調査」を実施した。「シニア」「おじいさん・おばあさん」「お年寄り」という言葉からイメージする年齢を尋ねた。そのほか、実感年齢(実年齢ではなく、自分自身で感じている年齢)が都道府県のランキングも発表。
サントリーウエルネス(東京都港区)は、全国の20〜79歳の男女を対象に「年齢意識に関する調査」を実施した。「シニア」「おじいさん・おばあさん」「お年寄り」という言葉からイメージする年齢を聞いたところ、「シニア」が平均61.6歳、「おじいさん・おばあさん」が同69.0歳、「お年寄り」が同73.1歳だった。
「シニア」と「お年寄り」で最大11.5歳の差があり、呼称に対するイメージは大きく違うことが分かった。
全国「実感年齢」ランキング
実年齢ではなく、自分自身で感じている年齢を意味する「実感年齢」を都道府県別にランキング化したところ、実感年齢が最も若かったのは「和歌山県」(マイナス3.51歳)、2位は「高知県」(同2.81歳)、3位は「大阪府」(同2.80歳)となった。4位以降は、「兵庫県」(同2.75歳)、「鳥取県」(同2.67歳)と続いた。西日本エリアの府県が上位を占める結果に。全国平均はマイナス1.96歳だった。
1位の和歌山県は、全国平均に比べ「年齢を意識せず、自分が好きな服を着たい」「カラダだけでなくココロの健康も大切と思う」「睡眠時間は十分とっている」という人が多かった。ココロの健康を重視していて、ココロとカラダの健康バランスが取れていることが実感年齢の若さに繋がっているようだ。
2位の高知県は、「パーティが好き」「みんなでカラオケで盛り上がるのが好き」という人が多く、友人と一緒に楽しむ時間を大切にしていることが、実感年齢にも影響していることがうかがえた。
3位の大阪府は、「自分の個性を主張したい」「主役になれる環境に満足」という人が多く、「人との関わり」に対する関心の高さが見られた。
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