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トヨタ×星野リゾート まるで動く「かまくら」なキャンピングカーを開発:2.5Dプリント技術を活用
トヨタ自動車と星野リゾートとキャンピングカーレンタル事業を手掛けるキャンピングカーは共同でコンセプトカー「かまくるま」を開発した。スキー旅での利用を見込んでいるというが、どのような車なのだろうか……?
トヨタ自動車と星野リゾート、キャンピングカーレンタル事業を手掛けるキャンピングカー(東京都渋谷区)は、2.5Dプリント技術(さまざまなデザイン、素材感、触感を凹凸で表現できる加飾技術)を活用し共同でコンセプトカー「かまくるま」を開発した。スキー旅での利用を見込んでいる。
「かまくるま」は、雪山や冬の象徴である「かまくら」をテーマとしたコンセプトカー。日本デザインセンターによる内装やロゴデザインとトヨタ自動車の持つ技術「2.5Dプリント」により実現した。車内のフルフラットソファはふかふかの雪の上にいるかような感覚を再現している。
キャンピングカーと星野リゾートは、昨シーズンに共同で「キャンピングカー×ゲレンデ車中泊プラン」を開発・販売している。そのプランが好評だったことから、スキー場への移動から滞在中までキャンピングカーがより楽しめる取り組みができないかと考え、「かまくるま」の開発に至ったという。
「かまくるま」の展示は、スキー、スノーボード用品販売イベント「冬スポ!!21」横浜会場にて1月14〜16日で行う。予約開始日は近日中を予定している。
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