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残業時間が最も少ないのは「秘書・受付」、多いのは?:残業時間は微増(2/3 ページ)
転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリアは、職種別「残業時間」の調査を実施した。その結果、2021年の平均残業時間は20.8時間/月で、昨年の調査より微増したことが分かった。
前回から残業時間が減った職種
前回の調査から最も平均残業時間が減った職種の1位は、「残業時間が多い職種ランキング」で90職種中55位にランクインした「教育/スクール」(残業時間ー19.2時間)。教育現場ではITCの導入が進んでおり、これまで手作業で行っていた宿題やテストの作成、配布、回収、採点など一部業務がオンライン化され、業務の効率化が図られたことが要因と考えられる。
「教育/スクール」に次いで残業時間が減ったのは、2位の「調理/ホールスタッフ/フロアスタッフ」(同ー9.4時間)。続く3位は「研究(医療系)」と「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)」(同ー7.8時間)だった。
平均残業時間が多い職種
平均残業時間が多い職種の1位は「設計監理/施工管理/コンストラクションマネジメント」(残業時間38.3時間/前回比較+10.3時間)、2位は「プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連)」(同32.5時間/+7.3時間)、3位は「施工管理」(同31.8時間/ー5.1時間)という結果になった。
TOP20には、インフラ整備や災害対策の需要が高まる「建築/土木系エンジニア」、ロボットやAI、自動化などの需要が伸びている「モノづくり系エンジニア」がそれぞれ4職種ランクインしていた。
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