「DAZN」、NFTに今春参入へ ミクシィとマーケットプレイス共同運営(1/2 ページ)
スポーツ動画配信サービス「DAZN」を運営するDAZN Japan Investment(東京都港区)が、今春NFTに新規参入すると発表した。ミクシィと共同で、スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」(ダゾーンモーメンツ)を提供する。
スポーツ動画配信サービス「DAZN」を運営するDAZN Japan Investment(東京都港区)は2月4日、今春NFTに新規参入すると発表した。ミクシィと共同で、スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」(ダゾーンモーメンツ)を提供する。正式な提供予定日は未定。2社は提供コンテンツなどについて「随時発表する」としている。
選手のスーパープレーなどをNFTコンテンツに
2社はダゾーンモーメンツを「スポーツ選手のスーパープレーやメモリアルシーンの映像を、NFTコンテンツとして提供するサービス」と説明。「コンテンツは全て動画のため、好きなスポーツ選手のNFTコンテンツを集めて、お気に入りの映像シーンをいつでも何度でも楽しむことができる」とPRする。
DAZNがコンテンツマネジメントやマーケティングを行う一方、ミクシィはサービス開発や運用を担う。「NFTマーケットプレイスの成功例」とされる「NBA Top Shot」が採用する次世代ブロックチェーン「Flow」を基盤として、ミクシィはサービスを構築する。FlowはカナダDapper Labsが提供しており、ミクシィは2021年11月、同社と業務提携を締結していた。
仕組みについては「コンテンツにはそれぞれシリアルナンバーが記されており、Flowブロックチェーンに記録される」(2社)という。まずはNFTコンテンツの収集をメインとして提供を始める方針。その後、段階的にユーザー同士でコンテンツを売買できるマーケットプレイス機能や、コミュニティとして楽しく集まれる場を追加機能として提供する予定だ。
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