北京五輪の「日本人金メダリスト」予想 3位「平野歩夢」、2位「高木美帆」、1位は?:産能大が1万人に調査
産業能率大学が男女1万人に北京五輪の「金メダリスト予想」に関するアンケート調査を実施した。その結果、金メダル予想で最も支持を集めた選手は羽生結弦選手(フィギュアスケート、60.0%)だった。2位は高木美帆選手(スピードスケート、32.9%)、3位は平野歩夢選手(スノーボード、31.9%)だった。
北京五輪が開催されることを受け、産業能率大学スポーツマネジメント研究所が男女1万人に「金メダリスト予想」に関するアンケート調査を実施した。その結果、金メダル予想で最も支持を集めた選手は羽生結弦選手(フィギュアスケート・60.0%)だった。2位は高木美帆選手(スピードスケート・32.9%)、3位は平野歩夢選手(スノーボード・31.9%)だった。
2014年のソチ五輪、18年平昌五輪に続き、94年ぶりの五輪3連覇を狙う羽生選手。男女別の調査結果でもそれぞれ1位(53.3%、66.8%)で、同大が発表した「視聴したい選手ランキング」と同様、特に女性からの人気が突出している。今大会では世界初の4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)にも挑戦するとみられ、3連覇の偉業とともに技の成功にも注目が集まりそうだ。
全体ランキング2位の高木選手は男性向けのランキングで羽生選手に次ぐ2位となり、36.5%の支持を得た。女性向けランキングでも3位(29.3%)に入り、男女問わず人気が高いことをうかがわせる。高木選手は前回2018年の平昌五輪では、金(チームパシュート)・銀(1500メートル)・銅(1000メートル)でメダルを獲得している。グレースノートは、1500メートルで金メダル獲得と予測しており、前回大会で達成できなかった個人種目での金メダル獲得を目指す。
全体3位の平野選手は女性向けランキングで33.7%(2位)の支持を集めた。男性向けランキングでも4位(30.1%)となっており、羽生選手、高木選手と同様、性別を問わず人気が高いようだ。平野選手は、新種目「スケートボード」の代表選手として21年7月の東京五輪にも出場。夏季・冬季五輪それぞれに出場した選手となった。14年のソチ五輪と18年平昌五輪では2大会連続で銀メダルを獲得しており、3回目の五輪で金メダル獲得を目指す。
全体ランキング4位は高梨沙羅選手(スキージャンプ、28.0%)で、以下、小平奈緒選手(スピードスケート・26.7%)、小林稜侑選手(スキージャンプ・17.2%)、渡部暁斗選手(ノルディック複合・8.4%)、高木菜那選手(スピードスケート・7.6%)、藤沢五月選手(カーリング・7.0%)、宇野昌磨選手(フィギュアスケート・6.8%)の順だった。
北京五輪は4日に開会式を行い、中国の首都・北京と、隣接する河北省張家口市の各競技会場で17日間に及ぶ熱戦が繰り広げられる。北京は08年に夏季五輪を開催しており、同一都市で夏季・冬季の五輪を開催するのは史上初。時事通信の報道によると、北京五輪には約90の国・地域から約2900人の選手が参加する見通し。計7競技で史上最多109種目でメダルを争うという。
調査は20〜69歳の男女1万人を対象に、1月26日〜28日の3日間にかけてネット上で実施した。
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