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“1本で3役”のペンが30万本以上売れた! なぜ開発したの?あの会社のこの商品(1/6 ページ)

ノートや手帳をデコレーションしようと思ったら、使いたい色のペンをそろえなければいけない。サンスター文具の「twiink」は1本で2色使えるが、2色同時に使って2色線を引くことができる。何ともユニークなペンはなぜ、開発されたのであろうか?

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 1本で2色使えるペンを思い浮かべてほしい。おそらく多くの人は、軸の両端にペン先があって2色使えると思うだろう。ところがサンスター文具の「twiink」(ツインク、198円)は、1つのペン先で2色使えるようになっている。


2色線が引ける水性ペン「twiink」。写真は第1弾で発売された8タイプ

 「twiink」は2021年6月に発売された水性カラーペン。1つのペン先が2色に分かれており、同時に2色使えるのはもちろんのこと、ペンを持つ角度や持ち方によって各色単独で使うことができ、1本で3通りの使い方が可能だ。


1つのペン先で2色使えるようになっている

 重要なところや強調したいところに2色の二重線を簡単に引くことができるほか、ネオン風のイラストや文字が簡単にできる。第1弾として8タイプ発売されたが、21年12月に第2弾として8タイプを追加し、現在全16タイプで展開。これまでに30万本以上が売れている。

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