学習塾「武田塾」運営元の林尚弘社長、違法賭博発覚で辞任:全国で400校舎以上展開(2/2 ページ)
学習塾「武田塾」を運営するA.verの林尚弘社長が同社の社長を辞任すると発表した。自身の違法賭博が発覚したため。林社長は同社社長に加え、武田塾の塾長職も辞任する方針を明らかにした。
カードショップ「晴れる屋」社長も参加認める
林社長以外にも、賭けポーカーへの関与が発覚している。
トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」などを扱うカードショップを展開する晴れる屋(東京都新宿区)の齋藤友晴社長は2月15日、自身の公式YouTubeチャンネル「トモハッピー」に動画を投稿し、賭けポーカーへの参加を認めた。
齋藤社長は動画で「昨年の秋から10回以上にかけてお金を賭けてポーカーをしていた」とし「非常に軽率な行動だった。反省している」と謝罪。「お金を賭けてポーカーすることは違法行為と分かっていながら、軽いレクリエーションという気持ちで遊んでしまった。完全に自分自身の心のゆるみや油断が招いたこと」と釈明した。
今後については「自分の起こしてしまったことは消すことはできないが、その分以上に多くの方々に貢献してもらえるよう(事業を)頑張っていきたい」としている。
そのほか、フリーランス向けのWebコンサルティング事業などを手掛け、YouTubeチャンネル「年収チャンネル」などを運営するStockSun(東京都新宿区)のメンバーが賭けポーカーに参加していたことも判明している。
同社の株本祐己社長は「私は賭けポーカーに参加したことはなく、開催したこともない」と自身の関与は否定しつつ「YouTubeで共演していたメンバーが参加していることを黙認していた。当面の間、彼らの出演を自粛させる」とし、謝罪した。
刑法185条は日本国内での賭博行為を禁止しており「賭博をした者は、50万円以下の罰金または科料に処する」としている。常習性があれば「3年以下の懲役に処する。賭博場を開張し、または博徒を結合して利益を図った者は、3カ月以上5年以下の懲役に処する」(刑法186条)という。
関連記事
- ドンキの“NHK受信料を支払わなくていいテレビ”、売り切れ店舗続出 2月中旬から再販へ
「ドン・キホーテ」が2021年12月に発売した「ネット動画専用スマートTV」を2月中旬に再販すると、運営元が明らかにした。初回生産分6000台を各店舗で販売していたが、売り切れになる店舗が続出。6000台の追加生産に踏み切っていた。 - “NHK受信料を支払わなくていいテレビ”を製品化 ドンキの狙いは?
「ドン・キホーテ」が発売した、「ネット動画専用スマートTV」がネット上で大きな話題を呼んでいる。テレビと称しながら、テレビチューナーを搭載していないためだ。製品化の狙いと経緯を聞いた。 - 「給与で会社を選ぶ人とは働きたくない」 人事担当の投稿が物議 “実名アカウント”の炎上リスク浮き彫りに
ある民間企業の人事担当者が、給与や待遇で会社を選ぶ人と働きたくないとしたツイートが物議を醸している。所属元と実名を明かしたアカウントでのこのツイートには、この企業が募集中の中途採用案件の待遇条件も相まって、賛否両論の声が挙がっている。 - ロッテのビックリマンチョコ、『呪術廻戦』と初コラボ
ロッテが、同社のビックリマンチョコと人気アニメ『呪術廻戦』のコラボ商品を発売した。同作品とのコラボは初めて。人気作品とのコラボで売り上げの拡大を図る。 - 戸建て購入者が選ぶ「後悔した間取り」ランキング 2位「狭いバルコニー」、1位は?
南勝は、戸建注文住宅での「後悔した間取り」に関する調査結果を発表した。その結果、自宅の間取りに後悔している人は56.6%に上り、後悔した間取りの1位は「窓の位置」だった。「狭いバルコニー」(2位)、「ウォークインクローゼット」(3位)がそれぞれ続いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.