「TECHCRUNCH JAPAN」「エンガジェット日本版」、3月末で終了へ 「米国本社のグローバル戦略に伴う決定」:5月にサイト閉鎖、約15年の歴史に幕
インターネットメディア事業などを手掛けるBoundlessはニュースサイト「TECHCRUNCH JAPAN」「エンガジェット日本版」の更新を3月末で終了すると発表した。サイト自体も5月1日に閉鎖し、同月2日以降は米国サイトに自動的にアクセスするようになる。
インターネットメディア事業などを手掛けるBoundless(東京都千代田区)は2月15日、ニュースサイト「TECHCRUNCH JAPAN」「エンガジェット日本版」の更新を3月末で終了すると発表した。サイト自体も5月1日に閉鎖し、同月2日以降は米国サイトにリダイレクトされる。同社は事業終了の理由について「米国本社のグローバル戦略に伴い、この度の決定となった」と説明している。詳細は明らかにしていない。
エンガジェット日本版はデジタルガジェットの専門メディアとして2005年に、TECHCRUNCH JAPANはスタートアップとテクノロジーの専門メディアとして翌06年に、それぞれ日本事業を開始。運営元は米Yahoo Inc.の日本法人で、21年10月にベライゾンメディア・ジャパンから社名を変更していた。
同社は「日頃よりご愛読いただいている皆さま、当メディアを活用し、広告出稿をいただいている広告主および広告代理店の皆さまにおかれましては、突然のお知らせとなりましたことを深くお詫び申し上げる」とした上で「読者の皆さま、広告主および広告代理店の皆様のご支援に深く感謝する」とコメント。「今後も、当社のグローバル戦略に沿って進化を続け、日本でのビジネスニーズにお応えできるようなソリューション提供に取り組んでいく」とし、日本からの事業撤退は否定している。
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