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就活に不安を感じる学生は95%、理由は?:コロナ化での就活(1/2 ページ)
就職活動に対して不安を感じている学生は全体の95.1%だった。理由は「モチベーションの維持が難しい」「ガクチカで何を話せばいいか分からない」。内定獲得に自信がある生徒はわずか8.4%だった。
就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「就職活動への自信」について調査した。就職活動について聞いたところ、「不安がある」と回答した人は95.1%だった。
「不安はない」は0.4%、「あまり不安はない」は0.9%、「どちらとも言えない」は3.6%だった。就職活動に不安を抱く理由を聞くと「家にいる時間が長いので、モチベーションを維持しにくい」「友だちと情報交換をする機会がないので、自身の就活準備の進捗度が分からない。周囲と比べて自己分析や業界研究を深められているのか不安」「サークルやアルバイトを思うようにできていないので、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で何を話せばいいか分からない」などの声が寄せられた。
就職活動で不安を感じている点は、「志望する企業の内定を獲得できるか」(70.4%)が最も多かった。次いで「1社以上内定を獲得できるか」(66.6%)、「リアル面接で、熱意や自分の考えを伝えることができるか」(55.1%)という結果に。他にも「ガクチカで何を話すか」についても、過半数が不安に感じていると明らかになった。
同社は「コロナ禍で、対面で人と話す機会が減っていることや、サークルやボランティアなど課外活動の機会を得にくいことも、就職活動の不安材料となっている」と分析する。
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