イオン、名古屋市に“新”都市型ショッピングセンター「そよら」出店 小商圏の新フォーマット:「イオン上飯田店」跡地
イオンリテールは4月7日、名古屋市北区で2020年に閉店した「イオン上飯田店」の跡地に「そよら上飯田」をオープンする。
イオンリテールは4月7日、2020年に閉店した名古屋市北区の「イオン上飯田店」跡地に「そよら上飯田」をオープンする。「そよら」は同社の小商圏の新フォーマットとして展開する都市型ショッピングセンターで、東海初出店となる。
コンセプトは「暮らしの利便性を高めるコンパクトなまちの生活拠点」。ワンストップで買い物ができる「時短での買い物」と、レストランや野外のテラススペースなどで楽しむ「時間消費」を提供。住宅地に求められる2つの「時間価値」が体験できる新たなショッピングセンターとして訴求する。
同店舗は、名古屋市営地下鉄と名古屋鉄道が乗り入れる「上飯田駅」に近く、名古屋都心部へ約20分と、交通の利便性が高い住宅地に位置する。周辺は公園や矢田川河川敷などの緑豊かな環境と医療機関の充実により、ファミリー層や単身者の人気が高い。また、公営・県営住宅地が隣接し、シニア層も多いエリアとなっている。
2階テラスでは地域の団体や事業者と協業し、コミュニティの場を提供する。また毎月第4日曜日を「そよらデー」とし、朝市やジャズなどのイベントを開催する。
食品売り場では、「簡単」「便利」「健康」をテーマに、総菜や保存に便利な冷凍食材、こだわりの生鮮品などを取りそろえる。また、ワンストップで買物ができるよう、日用品や化粧品、暮らしの品などを「食事」「整理収納」といった生活シーンごとに展開する。
日常生活の中で買い物や用事を1カ所で済ませたいというニーズに対応し、クリニックやクリーニング、ヘアカット、レストランやカフェなどの専門店を配置。また、イオンの調剤薬局である「イオン薬局」では、健康に関する相談や全国の医療機関の処方せんを受け付ける。
東海エリア3号店のスマートストアとして、デジタルサイネージによる情報発信や、AIを活用した会計時の年齢認証や在館人数の把握、「ネットスーパー」や「レジゴー」を展開。楽しく便利な買い物環境づくりを目指す。また、直営売り場では購入商品を当日中に配達するサービスや、利用者のペースで会計できるレジなども提供する。
環境や地域社会に貢献する取り組みとして、紙や木製のカラトリーを配布するほか、食品ロスの削減に繋げる「AIカカク」の導入、「AIカメラ」を活用した省エネの実証実験に取り組むとしている。
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