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ホリエモン自ら会社説明 宇宙ベンチャーISTが求める人材と新時代の働き方エンジニアが舞台裏語る(5/5 ページ)

北海道大樹町に本社を置く宇宙開発ベンチャー、インターステラテクノロジズは、人材を集めるべく、三大都市圏で会社説明会を開いた。稲川貴大社長や、ファウンダーの堀江貴文氏をはじめ、同社の主要開発スタッフ5人が登壇。2021年7月の2回連続ロケット打ち上げ成功の舞台裏が明かされた。

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「50人の壁」乗り越えるのは権限の委譲

 稲川社長は以前、ITmedia ビジネスオンラインの取材に「人数が増えたことによって、よく言われる組織における『50人の壁』があると感じています」と明かした(関連記事を参照)。

 50人未満だと社長の見える範囲で全メンバーが動くので、マネジメントの仕組みを気にする必要はない。だが、50人を超えたタイミングで、1人1人の動きが細かく見えなくなるのだ。そこで、現在は各専門分野をグループに分けて、グループリーダーに権限を委譲したという。それが会社全体のチーム力を上げる秘密なのだ。

 このようにグループ分けをしてそのリーダーに権限を委譲した仕組みの変化に加えて、メンバー間の信頼感の醸成が心理的安全性を生み、ISTの良き循環につながっているのではないだろうか。

 ISTのチームの作り方から、経営者が参考にできることは少なくないはずだ。


新社屋の前で集合するインターステラテクノロジズの社員たち(以下インターステラテクノロジズ提供)

インターステラテクノロジズのエンジニアの作業風景
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