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グリコ、学校給食用牛乳のストローを廃止 ストローなしでも飲みやすい新パックを採用:CO2削減
江崎グリコは学校給食用牛乳のストローを廃止する。開口部が開けやすい紙パックを採用し、ストローなしでも飲みやすくした。二酸化炭素の排出量削減が目的。
江崎グリコは3月8日、学校給食で提供する牛乳のストローを廃止すると発表した。二酸化炭素の排出量削減が目的で、新学期を迎える4月から順次導入する。
ストローが無くても飲みやすく、開口部が開けやすい紙パックを採用した。ストローが必要な児童、学生にも対応するため、従来通りストロー穴は残した。
同社は約30の市町村で学校用給食の牛乳を提供しており、今回ストローを廃止することで、2023年には21年比で年間約2500万本の削減につながるとする。また、二酸化炭素排出量に換算すると約25トンの削減を見込んでいる。広報担当者は今後の動きについて、「導入にあたっての細かいルールやタイミングを、教育委員会や学校と協議していく。現場の声を取り入れながら、年内の完全導入を目指す」とする。
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