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イオン、紙・木製カトラリーの導入を発表 プラ削減に向けて:ペットボトルの再生素材への転換も
イオンは紙・木製のカトラリーを導入すると発表した。年間で約150トンのプラスチック削減を見込み、2022年上期中に完全切り替えを目指す。ペットボトルの100%再生、植物由来素材への転換にも取り組むなど、脱プラスチックに向けた取り組みを強化する。
イオンリテールは3月から、「イオン」「イオンスタイル」などで提供するフォーク・スプーンなどのカトラリーを、紙や木製の環境配慮型素材に変更すると発表した。年間で約150トンのプラスチック削減を見込む。
同社は2030年までに、事業活動で使用する使い捨てプラスチックを18年比で半減する目標を掲げている。20年からはカトラリーを申し出たお客に必要な数だけ渡すようにしたほか、ストローをプラスチック製から紙製へ変更し、使用量の削減を進めてきた。
新たにフォークやスプーンを木や紙製に切り合えることで目標実現を目指す。22年上期中の完全切り替えを予定している。
また、同社は「トップバリュ」ブランドで使用するペットボトルを、30年までに100%再生または植物由来素材へ転換するなど、脱プラスチックに向けた取り組みを強化する。
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