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サーティワン、来店客減でも過去最高益 今年は「4本柱」を強化:好調要因はテークアウト(1/2 ページ)
B-R サーティワン アイスクリームは2021年、コロナ禍で来店客数は減少したものの過去最高益を記録した。同社は31年までに税引前利益31億円を目指すと発表しており、22年度は「4本柱」を強化し、攻勢をかける。
好調のB-R サーティワン アイスクリームが「4本柱」を強化し、攻勢をかける。同社は2月16日、2022年度の事業戦略を発表した。21年12月期通期(21年1〜12月)の業績は、コロナ禍で来店客数が減少したものの、13年以降、過去最高益を記録。22年度はさらに(1)新市場への参入に加え、(2)新商品開発や(3)店舗改装、(4)デジタル化──という4つの施策を強化していく。
集客キャンペーンから持ち帰り訴求へ販売戦略を転換したことなどが功を奏し、売上高が前期比10.2%増の193億8700万円、税引前利益は12億900万円だった。また、営業利益11億8400万円(同56.4%増)、純利益7億7800万円(同76.0%増)だった。
22年度の業績予想は、売上193億9000万円、税引前利益12億1000万円を見込む。原材料費や物流費の上昇などに伴う4億円を超えるコスト増が発生する可能性はあるものの、コストの最適化を図り可能な限り現状の価格維持を目指すとしている。
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