ニュース
「子どもの学歴は教育費で決まる」6割、必要な資金は?:平均支出金額(2/3 ページ)
ソニー生命保険は大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女に対し、「子どもの教育資金に関する調査」を実施した。その結果、親の6割強が「子どもの学力や学歴は教育費次第で決まる」と実感していることが分かった。
必要だと思う教育資金
子どもが小学生から社会人になるまでに必要だと思う教育資金について聞いた。結果は「1000万〜1400万円位」(34.2%)が最も多く、「2000万〜2400万円位」(21.0%)、「500万〜900万円」(13.2%)と続き、平均予想金額は1377万円(昨年比+111万円)となった。
学校以外での教育費の平均支出金額(子ども1人当たり・月額)の合計を聞いたところ、平均支出金額は月1万4429円(昨年比+1162円)だった。なお学校以外での教育費とは、習い事(スポーツや芸術)や家庭学習、教室学習などを指す。
子どもの就学段階別に平均支出金額の合計をみると、未就学児の親は月8916円、小学生の親は月1万5394円、中高生の親は月2万580円、大学生などの親は月1万2754円という結果になった。
関連記事
- イオンの「最低賃金以下」問題から見える、“安いニッポン”の無限ループ
イオン九州が、パート従業員を最低賃金よりも低い時給で募集していることが明らかになった。とはいっても、これは単純なミス。システムの更新がきちんとできていなかったので、過去の“安い時給”が表示されていたわけだが、筆者の窪田氏は「見過ごせない出来事」だと指摘している。どういうことかというと……。 - なぜ「時速5キロの乗り物」をつくったのか 動かしてみて、分かってきたこと
時速5キロで走行する乗り物「iino(イイノ)」をご存じだろうか。関西電力100%子会社の「ゲキダンイイノ」が開発したところ、全国各地を「のろのろ」と動いているのだ。2月、神戸市の三宮で実証実験を行ったところ、どんなことが分かってきたのだろうか。 - 丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
またまた炎上した。丸亀製麺が讃岐うどんの本場・丸亀市と全く関係がないことである。このネタは何度も繰り返しているが、運営元のトリドールホールディングスはどのように考えているのだろうか。筆者の窪田氏は「讃岐うどんの看板を下ろしたほうがいい」という。なぜなら……。 - 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.