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東映アニメに不正アクセス TVアニメ『ONE PIECE』などの放映日程に影響:最新話の放送延期の作品も
東映アニメーションが社内ネットワークに外部からの不正アクセスを確認したと発表した。同社が手掛ける『ONE PIECE』など一部のテレビアニメ作品の放映日程に影響がある可能性があるという。同社は「詳細は現在調査中」としている。
東映アニメーションは3月11日、社内ネットワークに外部からの不正アクセスを確認したと発表した。現在、社内システムの一部を停止しているが、同社が手掛ける『ONE PIECE』など一部のテレビアニメ作品の放映日程に影響がある可能性があるという。同社は「詳細は現在調査中」としている。
同社では3月6日に不正アクセスを確認。『ONE PIECE』に加え、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『デリシャスパーティ プリキュア』『デジモンゴーストゲーム』の計4作品の放送日程に影響があるという。
このうち、ドラゴンクエスト ダイの大冒険は、不正アクセスの影響で、3月12日放送予定の第73話「炎の中の希望」の製作延期を余儀なくされた。このため、12日にはベストセレクションとして過去に放送した第31話「父と子の戦い」を放送するという。同作品の製作委員会は、次週19日以降の放送について「改めて案内する」としている。
同社は視聴者に対し「毎週、心待ちにされているファンの皆さまに、ご心配をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」とコメントしている。
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